「バヌアツ・ニューカレドニアの旅 8日間」、13名の参加者の皆さんには、バヌアツとニューカレドニアのエッセンスをお楽しみいただき、2006年9月17日に全員が無事帰国されました。

異例の不安定な天候や、国内線の混乱もありましたが、皆さんには「これもバヌアツ」と思って楽しんでいただけたようでした。また、バヌアツの人達の素朴な温かさや、太古そのものの自然にふれて、心洗われる思いがした、との感想をいただき、現地で企画にたずさわった者として、本当に嬉しいかぎりです。今回の旅のシーンをご紹介し、御礼にかえさせていただきます。ありがとうございました。

バヌアツは日本でも「幸福度指数世界一の国」として関心を呼んでいるようです。一時的なブームに終わらず、一人でも多くの方々がバヌアツを訪れ、「そうだ、こんな生き方もあるんだ」、と感じていただければいいな、と思います。

タンナ島、ヤスール火山に向かう途中の集落で子供たちの一団がまち構えていました。

車を止めると見事なコーラスが始まり、歌が終わると旅行者のひとりひとりに手作りの花束を手渡してくれ、ひと時の和やかな交流が起きました。

パフォーマンスへの金品を要求するわけでもありませんでしたが、ほんの心ばかりのお礼は気持ちよく受け取ってくれました。

ヤスール火山ではあいにく雨天になってしまいましたが、霧が湧くこともなく、数分おきに吹き上がる恐ろしいばかりの噴火を心ゆくまで見ることができました。

小生はこれで3度目の登山で、毎回噴火の撮影に挑戦しているのですが、なかなかうまく撮れません。今回はカメラを雨から守るのに精一杯で、残念ながらピントが外れているのに気付きませんでした。

これもタンナ島で、最近になって観光客を受入れ始めたイパイ民族村の伝統ダンスの様子です。

3週間前、数年に一度、全島挙げて行われる一大イベントの「トカダンス」があり、島民は3日間不寝で踊り狂ったそうですが、そんな熱気が伝わる踊りっぷりでした。

旅行者も輪に入って踊ることもできますが、とても息が続かず、彼等との体力差を感ずるばかりです。

以前に当ホームページでご紹介した、日本語を習う高校生たちとの交流会を持ちました。ツアー参加者から、日本語教育用マシンの贈呈もありました。

タンナ島からの帰り便の都合で、一部の人しか参加できなかったのは残念でしたが、こんなイベントも今回のツアーならではだったかなと、とちょっぴり自慢したい気持ちです。